未来のシゴトのカタチ。 シリーズ2

セブンスでは、天然酵母パンづくりも仕事のひとつ。パンと言うと、市販のイーストや市販の天然酵母などが思い浮かぶかも知れませんが、ここで生産する天然酵母パンの酵母は、自家製かつもう13年ほど種継をしてきたものです。こうして種継をしていく方法を老麺法と言います。ここの天然酵母は、市販のものでなく、小麦から起こしたオリジナルの酵母を使用します。言わば、小麦由来酵母種です。

実は、古代エジプトでパンが生まれた時と同じような作り方なんです。古代メソポタミア文明では、まだ小麦を水でこねて焼いて食べていました。イメージとしては、ナンみたいな感じでしょう。ところが、古代エジプト文明になると、水で溶いた小麦粉の酵母が自然に発酵して膨らんでパンが作られるようになったそうです。当時はきっと驚いたでしょうね。セブンスで作っているパンには、そんなロマンもあります。ずっしりと重く、味わい、コク、後味の良さ、食感。どれを取っても、一般の市販のパンとは別物です。

そんな特別なパンづくりもここのひとつの仕事です。そして、将来応用ができる基本的なパンづくりの技術でもあります。

生地を丸めて焼く、包装、そして販売。

春からはキッチンカーでのパン販売もしていきたいと思います。そんな出張販売も一つの仕事体験となります。ちなみに、自分で焼いたパンは、愛着があって、美味しいです！

今日のシゴト紹介は、パンづくり、そして、パンの販売でした。まずは、見学や体験からどうぞ。