当事者意識

様々なことで苦しんでいる人がいると、それに役立とうとする人もいます。

それを簡単に分類することはできませんが。

たとえば、医者。学者などの専門家。
学校や、研究や、研修で、問題点を解決するプログラムを資格として身につけていて、指導をする人。

また、学問でなく、資格がなくても、役立とうとする人。ボランティアの方なども含まれます。

もうひとつの分類があると思います。
曖昧ではありますが、当事者である人、当事者であった人。

人は人の痛みを本人と同様に感じられるか。
それはできるはずがありません。

たとえば、膝が痛い人の痛みを、痛くない人、痛かったことのない人が、わかるはずはないのです。
もちろん痛みを想像することはできます。思いやることもできます。しかし、どこまでいっても当事者としての痛みはわかりません。

ただ、痛みというものはいろいろな形があって、たとえば、腰が痛い人、肩が痛い人、痛かった経験がある人は、経験がない人よりは近い感覚で、膝の痛い人の痛みを理解できると思います。

心の問題も同様です。

同じ心の悩みでないとしても、なんらかの痛みを経験した人は、痛みを共有しやすいと思います。

痛みの解決について、軽々に書くことはできませんが、当事者意識が持てるか否かは、当事者であった経験の有無が大きいことは間違いないと思います。

セブンスでは、利用者さんに限りませんが、ピアセッションをできたらと考えています。以前、椿館ではやっていたことがあります。

異なる課題、異なる痛み、異なる境遇、であったとしても、その共有理解ができる機会があったらと。

関心がある方、利用者さんでなくてもOKです。
連絡くださいね。

※セブンス、4月からの利用者さんの見学や体験も受付中です。お気軽に。







就労継続支援B型 セブンス・ファクトリー

愛知県日進市に2020年1月にオープンした就労継続支援B型施設です。 株式会社ideai(イデア!)の経営するあんこ椿・椿酒造などの業務を通じて食品加工・発酵食品・天然酵母パン・お弁当・濁酒とワインづくり・農業などの体験と技術習得をします。

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