様々なことで苦しんでいる人がいると、それに役立とうとする人もいます。
それを簡単に分類することはできませんが。
たとえば、医者。学者などの専門家。
学校や、研究や、研修で、問題点を解決するプログラムを資格として身につけていて、指導をする人。
また、学問でなく、資格がなくても、役立とうとする人。ボランティアの方なども含まれます。
もうひとつの分類があると思います。
曖昧ではありますが、当事者である人、当事者であった人。
人は人の痛みを本人と同様に感じられるか。
それはできるはずがありません。
たとえば、膝が痛い人の痛みを、痛くない人、痛かったことのない人が、わかるはずはないのです。
もちろん痛みを想像することはできます。思いやることもできます。しかし、どこまでいっても当事者としての痛みはわかりません。
ただ、痛みというものはいろいろな形があって、たとえば、腰が痛い人、肩が痛い人、痛かった経験がある人は、経験がない人よりは近い感覚で、膝の痛い人の痛みを理解できると思います。
心の問題も同様です。
同じ心の悩みでないとしても、なんらかの痛みを経験した人は、痛みを共有しやすいと思います。
痛みの解決について、軽々に書くことはできませんが、当事者意識が持てるか否かは、当事者であった経験の有無が大きいことは間違いないと思います。
セブンスでは、利用者さんに限りませんが、ピアセッションをできたらと考えています。以前、椿館ではやっていたことがあります。
異なる課題、異なる痛み、異なる境遇、であったとしても、その共有理解ができる機会があったらと。
関心がある方、利用者さんでなくてもOKです。
連絡くださいね。
※セブンス、4月からの利用者さんの見学や体験も受付中です。お気軽に。
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